LANDISK HACKING DIARY | ||
Since2005/8/17 | ||
TOPへ戻る | ||
INDEX | ||||||||||||||||||||||
1. smartctl でHDD の情報を表示する 2. hddtemp での温度測定 3. 扇風機を使ってみた |
||||||||||||||||||||||
smartctl でHDDの情報を表示する | ||||||||||||||||||||||
|
S.M.A.R.T とは、HDDに内蔵されている自己診断機能で、HDDの故障を事前に予見したり、温度を測定したりすることができる。Linux では、smartctl コマンドでS.M.A.R.T を表示することができる。smartctl コマンドを使うには、通常は smartmontoolsパッケージをインストールするが、debian(?)ではどうやら、smartsuite パッケージをインストールするみたいだ。実際にソースからdeb 化する場合は、smartmontoolsをダウンロードしてこなくてはならない。
smartctl コマンドのオプションは以下のとおり。
■S.M.A.R.T を有効にする デフォルトでS.M.A.R.T が有効になっていない場合は以下のコマンドで有効にします。
|
|||||||||||||||||||||
hddtemp での温度測定 | ||||||||||||||||||||||
温度測定をするには、hddtemp を使用します。
使用しているHDDがデータベースにないと、以下のような警告を発するが、温度は表示される。データベースファイルは、/etc/hddtemp.db に格納されている。
他のSUMSUNG 製のHDDを参考にして、/etc/hddtemp.db に情報を書き込むと警告は表示されなくなる。194 という数値は、smartctl コマンドを実行した際に先頭に表示されるID値を入力した。大抵のドライブは動作保障温度が55~60℃とされていることを考えると許容範囲内ではあるが、やや温度が高い事は確かだろう。
|
||||||||||||||||||||||
扇風機を使ってみた | ||||||||||||||||||||||
IO-DATA のLANDISKシリーズは、500GB を購入するか、あるいは、LANTANK を使わない限りはファンはデフォルトでは装備されていない。いや、逆にうるさくなるのでファンはできるならつけたくない。だが、温度が微妙に高めなのが気になったので、実験として、2m 程度離れた位置から扇風機を1時間程度かけつづけた。扇風機の強弱は1番弱い「弱」にしてある。直に風を当てているわけではなく、なんとなく風の流れがLANDISK の方向にいくように流しているような感じだ。なお、HDDがまるで回転していない状態で図っても意味がなさそうなので、常に曲を再生しながらもう一度温度測定してみた。室温27℃の環境は先ほどと同じにする。
結果を見てもらえばわかるとおり、温度が7度~8度低下し、44℃を記録した。これなら微妙ではあるが、なんとなく許せる温度だ。もっと近い位置で直接HDDに風を当てつづけたらもっと温度が低下するかもしれない。さらには、扇風機の置いてある位置は変えずに強さだけを「強」にして30分間経った後に測定すると、今度は39度を記録した。なんと、5度も下がっている。扇風機が意外と効果的であることがわかった。ということで、LANDISK にはUSB が2ポートついているので、USB扇風機でも買って来て実験してみようかと思う。但し、USB扇風機はファン以上にうるさいような気がしないでもないが。 けど、こんなUSB扇風機なら見た目がいいから欲しいかも。 |
TOPへ戻る | ||
Copyright © KORO All Rights Reserved. |