LANDISK HACKING DIARY | ||
![]() |
||
Since2005/8/17 | ||
![]() |
||
TOPへ戻る | ||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|||||||||
INDEX | |||||||||||
1. logwatch のインストール 2. 参考文献 |
|||||||||||
logwatch のインストール | |||||||||||
ログを綺麗に整形して1日1回メールで送信してくれる頼もしい logwatch (ある意味うっとうしいともいえるが)をインストールします。
管理者にメールを送信するために、システムにMTAがインストールされている必要があるが、ここでは、exim4 ではなく、デフォルトでインストールされていた極めてシンプルなMTAである ssmtp を利用します。送信オンリーのMTAなので、スプールなどもありません。ここでは、LAN内にある他のサーバーで稼動している postfix をメールサーバーとして指定することにします。既に、LANDISK内にMTAをインストールしている場合は、mailhub の値を自分自身に指定してください。
試しに、mail コマンドでメールを送ってみます。指定したメールアドレスにメールが届いていれば成功です。失敗した方は…メールサーバの設定を見直してください。
logwatch コマンドを実行してみる。--mailto で送信したいアドレスを記述する。メールが届いていれば成功である。LANDISKがsyslog サーバーとして機能している場合は、localhost とは関係のないログも出力されているかもしれない。その場合は、以下で説明する logwatch.conf で HostLimit をかければ良い。
■logwatch.conf の編集 設定ファイルを編集する。メール送信での出力以外にも、ファイル出力したり、コンソール出力したりすることもできる。大抵の場合は、デフォルト設定で問題ないだろう。
■個別の設定 サービスごとに個別設定をしたい場合には、/etc/logwatch/conf/services/ 以下にあるconf ファイルを編集する。システムにインストールされていないサービスも予めデフォルトで用意されている。sshd2.conf で例を見てみる。LogFile は相対パスでも絶対パスでも記述が可能であるが、相対パスで記述した場合は、logwatch.conf で指定した、「LogDir」の値が参照される。OnlyService というのは、sshd2 のサービスが全て出力対象となる。LANDISKが syslog サーバーとして稼動している場合、sshd2 のログは /var/log/messages か/var/log/syslog に出力されるが、それは当該ホストへのSSHDによるログイン以外のログも記録されることになる。
ログファイルごとに個別設定を行いたい場合は、/etc/logwatch/conf/logfiles/ 以下のファイルを編集する。特に編集する箇所も多くないだろうが、満足のいく結果を得るためにはこれらの設定ファイルも編集しておく必要があるだろう。 ■cron で自動実行 cronで定期的に1日1回メールを送信するようにする。だが、logwatch をインストールすると、/etc/cron.daily/00logwatch もインストールされるのであえて登録する必要はない。 ■ログの試し出力 設定ファイルを編集した後、logwatch コマンドを実行すれば指定した宛先にログが送信されるが、オプションなしで実行した場合、全てのサービスのログを出力するので無駄に時間がかかってしまい効率が悪い(特にLANDISK上で実行すると…)。なので、logwatch コマンド実行時に、--service オプションをつけて実行すると指定したサービスのログだけ送信するようにできる。あるいは、--logfile オプションを指定して、指定のログファイルのみチェックすることもできる。
一次的にログレベルをHigh にしたい場合、且つファイルに出力したい場合は以下のようにする。
ログ結果を標準出力したい場合は、--print をつけます。
|
|||||||||||
参考文献 | |||||||||||
⇒@IT:アクセスログの改ざんと検出方法 - Page2 ⇒@IT:サーバのログ監視ツールを使いこなそう(3-3) |
TOPへ戻る | ||
![]() |
||
Copyright © KORO All Rights Reserved. |