LANDISK HACKING DIARY | ||
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1. RD-X5 から PCへのダビング for RDService 2. その他仮想RDソフトウェア + 番組ナビゲータの紹介
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RD-X5 から PCへのダビング for RDService | ||||||||||
ここでは、2005年10月に購入した東芝製DVDレコーダー、RD-X5の「ネットdeダビング」について解説していきます。といっても、Linuxに関わる部分だけ筆者用にメモっておくだけなので、RD側についてはそんなに詳しくは記述しません。主に説明するのは、RD側からPCへのダビング(コピー)です。なお、「ネットdeダビング」の機能を有する機種でしか使えませんので注意してください。使用するソフトウェアとして、RDService を用います。他の仮想RDソフトウェアとして、VRD2 があるようですが未検証です。とりあえず、リンクだけ貼っておきます。 RDService(for Linux) http://homepage.mac.com/raktajino/RDService/RDService.html Linux Perl版(vrd2) http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Cupertino/9578/vrd2.zip ■J2RE のインストール まず、RDServiceをLinux上で動作させるには、JAVAが必要となります。どうせならLANDISK上にインストールしたかったのですが、JAVAのインストール方法がいまいちわからず(ってか無理?)、やむなくFedora Core 上で動作させることにしました。なので、Fedora Core 上で smbmount コマンドを発し、LANDISK上のディスクをマウントするという形にしました。ネットワークの流れ的には、RD→Fedora Core→LANDISK となり、Fedora Core を間に挟む分だけ分だけ転送に無駄が発生するかもしれませんが、正常に動作しているのでこの方法で解説していきます。なお、ワンクッション挟む必要がない方はそのままローカルディスクを保存先に指定すれば良いでしょう。それでは、まず、J2RE をインストールします。ダウンロードはこちらから(j2re-1_4_2_06-linux-i586-rpm.bin)。
■RDServiceのインストール
RDService 直下に置いてあるRDSerivce というファイルがシェルスクリプトになっており、中身を開くと以下のようになっています。編集すべき箇所は一箇所で、~/Movies がデフォルトの保存先となっているので、この部分を任意のPATHに変更します。そのまま、ローカルディスクに保存したい場合は、/home/user などのように指定すると良いでしょう。
以下の説明は、smbmount で他のネットワークドライブをマウントしない方には必要ありません。筆者の場合は、LANDISKをマウントすることにするので、新規に空ディレクトリを作成し、そこにLANDISKをマウントすることにします。その際、RDServiceスクリプトも以下のようにPATHを変更しておきます。
次に、LANDISK上のrd-x5 という共有を smbmount を使ってマウントします。ここで注意したいのは、lfs オプションをつけるということです。smbmount コマンドは、1ファイルで2GB以上のファイルは扱えないらしく、そのサイズを超えるファイルをコピーする場合は、lfs(Large File System)オプションを不可しなければならないようです。これに気づくまでに1日費やしました(^▽^;)
起動時に自動的にマウントするようにするには、/etc/fstab に以下のように記述します。
■RDServiceの起動 いよいよ、RDServiceを起動させるのですが、RDServiceを起動させるとFTPサーバーが起動してしまうので、既にFTPサーバーが導入されている環境では、予め停止させておく必要があります。支障がないならば、通常使用しているFTPサーバのポート番号を変更しても良いでしょう。
RDServiceを起動させると、以下のような待ち受け状態に入ります。
上のような状態になったら、RD側本体で適当な番組を選択し、「クイックメニュー」→「高速ダビング」→「ネットワーク」→「RDService」を選択すれば、RD側からPC側への転送が開始されます。テレビ画面、もしくは、RD側のディスプレイにパーセンテージ表示がされていない場合は、転送が開始されていないので設定を見直しましょう。 最後に、RDServiceがシステム起動時に自動的に起動するように、rc.local などにでも登録しておきましょう。デーモンとして起動させることはできませんが、システム起動時に起動させることができれば、常時、RDServiceが起動した状態になり、RD側からいつでもデータを転送させることができるようになり非常に便利になります。 |
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その他仮想RDソフトウェア + 番組ナビゲータの紹介 | ||||||||||
■VirtualRD for Windows(for Windows) http://www.roy.hi-ho.ne.jp/masao/rd/ DVDレコーダー本体の前にいなくても番組をPCへコピーすることができる(遠隔操作のできる)唯一のソフトウェア。しかし、番組を一括送信することは不可能で、1番組づつでなければコピーできない点でやや不便さを感じる(なお、RD本体側からであれば、「編集ナビ」より一括送信は可能)。また、PCへの転送時に進捗状況が見えないため、現在どのぐらいまでコピーできているのか確認することができない。確認するには、作成されたファイル名で判断するしかない。総合的に見れば、遠隔から直接PCへコピーできるという点では唯一無二なので、他ソフトと組み合わせることでより使い勝手の良いものになるだろう。 |
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