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SSHポートフォワーディングによるVNC通信の暗号化(安全にPC遠隔操作) | |||
外部から自宅にあるマシンを遠隔操作するのにVNCがよく使われるが、VNC通信はデフォルトでは暗号化されていないので通信を盗聴される危険性がある。VNCを使った事がある方ならすぐにわかると思うが、ログインパスワードさえ知られてしまえば誰にでも簡単に遠隔操作をする事ができるようになってしまう。ここでは、SSHポートフォワーディングを利用してVNCの通信を暗号化し、安全に遠隔操作をする方法について解説していく。 前提として、外部インターネットから接続するクライアントマシンA(Windows)、SSHサーバーとして稼動するサーバーB(debian)、サーバーBのLAN内で稼動するクライアントマシンC(Windows)のような状況を想定する。ここでは、クライアントマシンAからクライアントマシンCを遠隔操作する方法について説明する。 ■クライアントマシンAとクライアントマシンC にVNCをインストール ここでは、VNCに Tight VNC を使って説明していく。ダウンロードはこちらから。
上記の設定を簡単に説明すると、「HostName」項では、SSHサーバーである「サーバーB」のグローバルIPアドレスを指定する。
あとは、クライアントマシンA側でTight VNC Viewer を起動し、クライアントマシンC に接続するだけだ。接続するIPアドレスは、クライアントマシンA自身のIPアドレスである必要があるので、「localhost:6000」で接続する。正常に接続できれば、パスワード入力画面になるはずなので、VNCサーバーであるクライアントマシンCで設定したVNC用パスワードを入力する。接続に成功し、クライアントマシンCのデスクトップ画面が表示されれば、SSHポートフォワーディングによるVNC通信の暗号化は成功である。
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